2026.10.2
ベタつくのに、なぜ乾く?
脂性肌だからこそ、保湿の「質」を考える
皆さん、最近お過ごしいかがでしょうか。
「夕方になると顔がテカる」
「Tゾーンはベタつくのに、頬はなぜか乾燥する」
「皮脂や毛穴、吹き出物が気になるから、クリームはなるべく使いたくない」
そんな肌悩みを抱えていると、スキンケアはつい「皮脂を落とすこと」に意識が向きがちですね。
さっぱりするまで洗顔して、油分の多そうなアイテムは避ける。
ベタついたら、また皮脂を取り除く。
けれど、それでも肌の調子が整わないとしたら。
一度、「皮脂」ではなく「肌の水分」に目を向けてみてもいいかもしれません。
実は、皮脂が多いことと、肌が十分にうるおっていることは、同じではありません。
今回は、ベタつきやすい肌こそ知っておきたい「水分」と「油分」の関係、そしてREISEが大切にしている「ラメラ発想の夜ケア」についてお話しします。
「皮脂が多い=うるおっている」ではありません
私たちが「肌が油っぽい」と感じるとき、その多くは肌表面に分泌された皮脂によるものです。
一方、肌のうるおいを考えるうえで重要なのが、皮膚の最も外側にある角層です。
角層はとても薄い組織ですが、体内から水分が過剰に逃げるのを防ぎ、乾燥や外部刺激から肌を守る、いわば「肌の最前線」。
よく例えられるのが、「レンガとモルタル」の構造です。
角質細胞を「レンガ」とすると、そのすき間を埋める「モルタル」の役割をしているのが、セラミド、コレステロール、脂肪酸などからなる細胞間脂質です。
この細胞間脂質が整然と存在することで、角層は水分を抱え込みやすい環境を保っています。

つまり、「肌表面に皮脂があること」と「角層に十分な水分が保たれていること」は、別の話なのです。
そのため、肌表面はベタつくのに、洗顔後につっぱる、部分的にカサつく、ごわつきを感じる――そんな一見矛盾した状態が起こることもあります。
ベタつく肌ほど「落としすぎ」に気をつけて
皮脂や吹き出物が気になると、
「もっときれいに洗わなければ」と思ってしまいますよね。
もちろん、余分な皮脂やメイク汚れをきちんと落とすことは大切です。
ただ、洗浄力の強いアイテムを頻繁に使ったり、熱いお湯で何度も洗ったり、皮脂を取り除くケアを重ねすぎたりすると、必要なうるおいまで失われ、角層が乾燥しやすくなることがあります。
だから、皮脂が気になる肌に必要なのは、
「油分をすべて取り除くこと」ではなく、清潔にしたあと、必要なうるおいをきちんと守ること。
脂性肌だから保湿をしない、ではなく、
脂性肌だからこそ、重たくなりすぎない、自分の肌に合った保湿を考える。
肌のうるおいを支える「ラメラ構造」とは?
角層の細胞間脂質は、水になじみやすい部分と油になじみやすい部分を持ち、それらが規則的に重なった層状の構造を形成しています。
それが「ラメラ構造」です。
水分と脂質が幾重にも重なるその姿は、まるで繊細なミルフィーユのよう。
この規則正しい構造が、角層の水分保持やバリア機能に深く関わっています。
だからこそ保湿は、ただ水分を与えるだけでも、油分で厚く覆うだけでもない。
肌が本来持っている、水分と脂質が共存する仕組みに目を向けること。

「保湿するか」ではなく、「どう保湿修復するか」
ここまで見てくると、皮脂が気になる肌にとって大切なのは、保湿・修復をするか、しないかという二択ではないことが見えてきますね。
実は、どのようにうるおいを与え、どのように守るか。
特に夜は、洗顔を終えた肌が長い時間を過ごす大切なタイミングです。
たっぷりの油分で覆うのではなく、水分と脂質のバランスを考えながら、眠っている間の乾燥から肌を守る。
そんな夜の保湿があってもいいのではないでしょうか。
肌の仕組みから考えた、ラメラ発想の夜ケア
REISE スリーピング フィニッシャーパックに採用しているのが、オリーブ由来成分による「オリベムラメラ」。
水分と油分が交互に重なり合うラメラ構造を形成することで、角層に与えたうるおいを守り、眠っている間の乾燥を防ぎます。
そして、ここでもう一度思い出してほしいのが、先ほどお話しした「レンガとモルタル」です。
角質細胞のすき間を満たす細胞間脂質。
その主要な構成成分のひとつがセラミドです。
REISEではヒト型セラミドと植物由来セラミドを配合し、さらに角層のうるおいに欠かせないアミノ酸にも着目。
アミノ酸を含む卵殻膜由来成分とともに、乾燥によってごわつきやすい肌を、やわらかくなめらかに整えます。
つまり、目指したのは「たくさん塗る保湿」ではありません。
水分を与える。
脂質で支える。
そして、うるおいを守る。
肌の仕組みを知ることから生まれた、夜のための保湿修復設計です。
ベタつく夜ほど、何も塗りたくなくなるけれど。
皮脂が多かった日。
毛穴がいつもより気になる日。
ぽつんと吹き出物を見つけた日。
そんな夜ほど、
「今日はクリームをやめておこうかな」
「なるべく何もつけないほうがいいかな」
と思ってしまうことがあります。
でも、そんなときに必要なのは、肌から何もかも取り去ることではなく、必要なものまで失わないことなのかもしれません。
いつものスキンケアの最後に、スリーピング フィニッシャーパックをやさしくなじませる。
洗い流さず、そのまま眠るだけ。
何かを積極的に「攻める」ための夜ではなく、今日一日を過ごした肌を、うるおいで静かに包む夜へ。
夜美容の、最後のひと膜。
明日の朝、鏡を見る時間が、
少し楽しみになりますように。


































































