2025.10.3
秋の疲れくすみ肌SOS!!落とし穴その①~前編
皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
すっかり秋になってきましたね。季節の変わり目では、空気の乾燥による肌のバリア機能の低下が主な原因となり、肌が乾燥して肌荒れが起きやすくなります。今年の夏は異常な暑さが続き、クーラー頼りで夏疲れのお肌はへとへと…。さらに蓄積してきた紫外線ダメージが一気にシミとなり、どうしようもない“くすみ秋肌”に。
本日は、この疲れ気味の秋枯れ肌対策として、ライゼオリジナルのSOSスキンケアに潜む「落とし穴」についてお話しします。後編では具体的なSOSスキンケア法もご紹介しますので、来週もぜひお楽しみに!
枯れ肌の秋は、シートパックを使う最適な季節
夏に受けた紫外線ダメージのアフターケアと、冬の厳しい寒さによるバリア乾燥予防の下準備ケアを兼ねて、一石二鳥。
しかし皆さん、シートパックを15分ほど(種類によって使用時間は多少異なります)使った後、肌表面のベタつきを軽く洗い流してからスキンケアをしていますか?
これを聞いて驚かれる方も多いと思います。
スキンケアの落とし穴①――バリアを育てたいなら、シートパックをそのまま放置しないでください。
シートパックの増粘剤は洗い流して!
シートパック後に肌表面のベタつきを軽く洗い流した方が良い理由は、まさに「増粘剤」にあります。
これは「洗う」というより、「余計なものを落とす」という感覚に近いです。
増粘剤とは?なぜ配合されているのか?
増粘剤は文字通り、液体にとろみをつけ、ゲル状やジェル状に固める成分です。
1. サラサラの液体ではシートに染み込ませても垂れてしまいますが、増粘剤の力でシートに美容液を保持し、たっぷり含ませることができます。
2. また、とろみのある液体の方が肌にぴったりと密着し、成分の浸透を助けたり使用感を良くしたりします。
なぜ洗い流した方がいいのか?
1. バリア機能の阻害
有効成分が浸透した後、肌の表面に増粘剤の膜が残ります。この膜が、その後の化粧水や乳液、美容液の浸透を物理的に邪魔してしまいます。
2. 肌トラブルのリスク
毛穴詰まりや吹き出物、敏感な方ではかゆみ・赤みなどの接触性皮膚炎の原因になる可能性があります。
3. 使用感・化粧ノリの悪化
ベタつきが残ると、空気中のゴミや花粉が付着しやすくなり、メイクものりにくくなります。
ここまで読んで「それならシートパックは使わない方がいいのでは?」と思われる方もいるでしょう。
実は、シートパックには乾燥肌にやさしい角質ケア効果があります。ライゼでは敏感性・乾燥気味の女性にピーリングはおすすめしていません。
日常のクレンジングや洗顔、炭酸パックでの角質ケアに加えて、シートパックは「ピーリング代わり」として使うのも良い方法です。
シートパックのメリット
1. 密封効果による強制保湿と角質の柔軟化
シートが肌に密着することで水分の蒸発を防ぎ、肌温度が少し上がって角質が柔らかくなります。
2. 浸透力による低刺激な成分補給
密封と加温により浸透経路が開き、保湿成分やアミノ酸、ビタミンなどが効率よく角質層に届きます。
つまり、シートパックは「角質を削る」のではなく、「乾燥して機能が落ちた角質に水分と柔軟性を与え、自然な排泄を促す」ケアなのです。
ポイントは、シートパック後は増粘剤を軽く洗い流してからスキンケアをすること。
そこでおすすめなのが、REISEのバイオセルロース アイロンマスクです。
天然由来のバイオセルロース素材でできており、肌にぴったり密着して美容成分を効率よく浸透させます。増粘剤を含まないため、洗い流しの手間も最小限に。卵殻膜配合で、うるおいとハリのある肌に整えます。
秋の枯れ肌SOSスキンケアを、ぜひ今日から始めてみませんか?
来週の後編「SOSスキンケア法」もどうぞお楽しみに!