この一年の終わりに、肌のために、やさしい特別ケアを

皆さん、お過ごしいかがでしょうか。

本日の記事は、今年最後のブログになります。
文章を読んでくださっている皆さまへ、まずは心からの感謝をお伝えさせてください。

忙しさに追われる日々の中で、心や身体の声に耳を傾ける余裕がなくなってしまうことは、誰にでもあることだと思います。
肌もまた、その中で静かに変化を受け止め続けています。

だからこそ、この一年の終わりに、ほんの少し立ち止まって、ご自身の心、身体、そして肌のために、特別なケアの時間を持っていただけたら嬉しく思います。

それは無理に変わるためのものではなく、この一年をねぎらい、次の一年へと気持ちよく進むための、小さな区切りのような時間です。

新しい年を迎える前に、心も身体も、そして肌も、少しでも軽やかな状態に戻っていますように。

少し早いですが、皆さまにとって新しい一年が、健やかで穏やかなものになりますよう、心より願っています。
良いお年をお迎えください。

年末の肌は、「整え直す」ケアを必要としています

スキンケアを専門的な視点で見ると、年末は強い刺激や即効性を求める時期ではありません。

不規則な生活リズム、積み重なるストレス、そして環境の変化が重なることで、肌は次第に効率の落ちた状態へと移行していきます。

代謝のリズムは緩やかになり、微小循環は滞りやすくなり、スキンケア成分への反応も鈍くなっていきます。

このような状態のときに必要なのは、さらに何かを足すことではなく、肌が本来持っているリズムを整え直すことです。

そのため、年末という節目に、ここで登場するのがライゼのホワイトスパークリングジェルパック（炭酸パック）です。

肌は、単なる表面ではありません。
表皮・真皮・皮下組織が連動しながら、代謝や循環、そして自律的な調整を行う構造をしています。

中でも、透明感やツヤ、回復力に大きく関わるのは、角質層そのものではなく、真皮層における微小循環の状態と、細胞が酸素や栄養をどれだけ効率よく利用できているか、という点です。

微小循環が良好な状態では、酸素や栄養が適切に運ばれ、老廃物も滞りなく排出されます。
その結果、肌は自然な明るさと健やかさを保ちます。

一方で、循環や代謝のテンポが落ちると、表面に大きな問題がなくても、肌全体の印象は少しずつ鈍くなっていきます。

年末に感じやすい「疲れた印象」は、こうした変化から生じることが多いのです。

肌は「酸素が足りない」のではありません

「酸素を注入」という言葉から、肌に酸素を与えるイメージを持たれる方も多いかもしれません。

しかし、皮膚は空気中の酸素を直接取り込む器官ではありません。必要な酸素は、血液によって運ばれ、細胞レベルで利用されます。

問題となるのは、酸素の量ではなく、酸素や栄養に対する細胞の反応性です。

ストレスや生活リズムの乱れが続くと、肌は次第に反応しにくい状態へと傾いていきます。

そのため、単に「補う」だけのケアでは、肌印象の根本的な改善につながりにくいのです。

炭酸パックが行っているのは、「調整のきっかけ」を与えること

炭酸パックの目的は、酸素を肌に押し込むことではありません。

炭酸が肌に触れることで、皮膚表層に一時的で制御された環境変化が生まれ、それが肌に穏やかで明確な生理的サインとして伝わります。

局所的に二酸化炭素濃度が高まると、肌はそれを「調整が必要な状態」と認識し、巡りと代謝を整える反応を始めます。

微小血管が反応し、血流が促され、酸素や栄養が再び使われやすい状態へと向かいます。

炭酸は、肌が本来持っている調整機能を、再び使える状態へと導く役割を担っています。

濃度と時間が、炭酸ケアの質を左右します

炭酸による反応は、瞬間的なものではありません。
肌が巡りと調整を立ち上げるためには、十分な濃度と、一定の作用時間が必要です。

炭酸濃度は、PPMという単位で示されます。
数値が高いほど、肌が受け取るサインは明確になり、生理的な反応も引き出されやすくなります。

REISEが20,000PPMという高濃度炭酸にこだわった理由も、この点にあります。

この濃度は、日本国内でもプロフェッショナルレベルに相当し、美容クリニックや専門サロンで行われる「肌機能を整えるケア」の考え方に近いものです。

一般的な炭酸浴は約1,000PPM、市販の炭酸洗顔料は500〜2,000PPM程度で、清潔感や一時的な爽快感を目的とした設計が中心です。

また、生理的な循環反応には、およそ10〜15分の持続時間が必要とされています。

そのため、すぐに洗い流す炭酸洗顔や、炭酸の放出が制限される形状では、十分な炭酸ケアが成立しにくいと考えられます。

年末だからこそ、肌を消耗させない選択を

REISEは、肌に留まる気泡ジェルマスクという形を採用し、さらに6Free処方にこだわりました。

高濃度炭酸でありながら、刺激を目的とせず、敏感な肌にも配慮した設計です。

強炭酸と美容成分の組み合わせは、肌が本来持っている調整力を、穏やかに呼び戻すためのものです。

この一年の終わりに、REISEの炭酸パックを、肌を追い込むケアではなく、「整えるための特別な時間」として取り入れていただければと思います。

お風呂の時間を、少しだけ特別なケアに。
洗顔後、肌の水分を軽く拭き取り、炭酸ジェルをたっぷりと肌にのばします。
10〜15分ほど置いたら、冷たい水でやさしく洗い流してください。

このケアは、この一年をねぎらい、新しい一年を迎えるための、小さな準備です。

皆さん、来年もよろしくお願いいたします。