2025.9.5
「清潔=健康」ではない?本当に美肌に必要なのは“優しい洗顔”?
スキンケアにおいて、多くの人が「とにかく徹底的に洗うべき」と思い込んでいます。
顔が「キュッと突っ張るくらい」洗えたら清潔だと感じる方も少なくありません。
しかし、その“さっぱり感”こそが、実は肌のバリア機能を壊している原因かもしれないのです。
では、洗顔はどこまで必要なのでしょうか?
なぜ私たちが「優しい洗顔」を強調するのか、今日は解説します。
肌バリアとは?
肌バリアとは、角質層と皮脂膜から成り立つ、肌の最前線にある防御壁のこと。
その主な役割は2つです。
外部刺激から守る:大気汚染、紫外線、雑菌などから肌を保護する
内部の安定を保つ:水分蒸発を防ぎ、潤いを維持する
健康な肌バリアは弱酸性(pH4.5〜5.5)に保たれ、表面には自然な油分の膜が存在します。
これがあることで、肌は日々の環境ダメージに負けず、自ら回復する力を発揮できるのです。
「洗いすぎ注意!」肌に起こる悪循環とは?
「しっかり落とすこと」が美肌の近道だと思っていませんか?
実は、強い洗浄力の洗顔料(特に石けん系)を使いすぎると、次のような問題を招きます。
pHバランスの乱れ
アルカリ性の石けん系洗顔は、弱酸性の肌環境を壊します。結果として角質の生まれ変わりが乱れ、ニキビや角栓ができやすくなります。
敏感・炎症
角質層が薄くなり、赤みやヒリつきが出やすくなります。
皮脂膜の破壊
必要な油分まで取り除かれ、肌が無防備に。
乾燥・つっぱり
水分保持力が低下し、洗顔後すぐに乾燥感を覚えるようになります。
さらに――
皮膚常在菌の乱れ
過剰な洗浄で善玉菌(表皮ブドウ球菌など)が減り、黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が増加。結果として敏感肌や炎症のリスクが高まります。
慢性的な炎症
バリアが壊れると炎症因子(IL-1αなど)が上昇し、“目に見えない炎症”が続くことで、くすみや老化が進行します。抗酸化力も低下し、透明感が失われるのです。
つまり――「清潔=健康」ではありません。
肌に必要なものを残しながら汚れを落とすことこそが、本当に大切なのです。
そもそも『優しい洗顔』とは?
「優しい洗顔」とは、ただ“刺激が少ない”という意味ではありません。
“汚れを落としつつ、肌のバリアを壊さない”ことが本質です。
肌のバランスを尊重:必要な皮脂を残し、うるおいを守る
弱酸性がベスト:肌本来の環境に近いpHで刺激を最小限に
つまり「優しい洗顔」とは単なる方法論ではなく、肌を健やかに育てるための基盤なのです。
REISEの洗顔へのこだわり
美肌菌を育む処方
ヨーグルト液にはホエイ成分が豊富に含まれています。
この成分は、年齢や紫外線で減少しやすいアミノ酸「グルタチオン」を増やし、肌によい菌(表皮ブドウ球菌)を育てます。
さらに角質層でセラミドやグリセリンの分泌を助け、うるおいを守ります。
アミノ酸でやさしく洗う
卵白原料としてタンパク質やアミノ酸を豊富に含むだけでなく、弱酸性で肌本来のpH(4.5~5.5)に近い性質を持ちます。
天然の界面活性剤として、肌をやさしく清潔に保ちます。
新製法【カプセル化イオン洗浄】
羽のように軽やかな泡が摩擦を軽減し、敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。
もし洗顔後につっぱりや赤みを感じるなら、それは肌からのサインです。
今日から「優しく、ちょうど良い洗顔」を始めてみませんか?
“守りながら洗う”――新しい洗顔習慣を。